連載 新しい臨床実習・第2回
診療参加型臨床実習への移行
佐々木 嘉光
1
Yoshimitsu SASAKI
1
1公益社団法人日本理学療法士協会
pp.221-224
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201813
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則は,質の高い理学療法士および作業療法士を育成するため,2017年6月から開催されてきた「理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会」(以下,検討会)により議論が重ねられ,同年12月25日に報告書1)が取りまとめられた.
これに伴い,2018年10月5日に「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の一部を改正する省令」,「理学療法士作業療法士養成施設指導ガイドライン」2)および「理学療法士作業療法士臨床実習指導者講習会の開催指針」3)が定められ,2020年4月1日の指定規則改正の施行に向けた準備が始まった.
本稿においては,臨床実習のあり方の見直しの議論を踏まえ,診療参加型臨床実習について述べる.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.