入門講座 ICFを現場で使おう・1【新連載】
脳外傷
先崎 章
1,2
Akira Senzaki
1,2
1東京福祉大学社会福祉学部
2埼玉県総合リハビリテーションセンター
キーワード:
ICF
,
脳外傷
,
コアセット
Keyword:
ICF
,
脳外傷
,
コアセット
pp.861-867
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106765
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はじめに
概念や意義には大いに共感,賛同できるが,その具現化となると,どう行うのか手本がない,あるいは行おうとすると多大な困難に直面する.その最たるものがICF(International Classification of Functioning, Disability and Health)であろう.本連載が組まれる所以である.
本稿では,概念モデルとしてのICFと医療現場で使用する際の限界,他方ICFを医療現場でも利用しようとする最近の動きについて述べ,最後にICFを用いて多職種間の意思疎通を図った例を提示する.
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