Japanese
English
増大特集 リハビリテーション医学2007―最近10年の動向とエビデンス
リハビリテーション・アプローチ
うつ病―脳卒中・脳外傷・脊髄損傷後のうつ病と一般的なうつ病に対する運動療法
Depression.
先崎 章
1
,
長田 麻衣子
2
,
村岡 香織
2
,
里宇 明元
2
Akira Senzaki
1
,
Maiko Osada
2
,
Kaori Muraoka
2
,
Meigen Liu
2
1埼玉県総合リハビリテーションセンター神経科
2慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
1Department of Neuropsychiatry, Saitama Prefectural Rehabilitation Center
2Department of Rehabilitation Medicine, Keio University School of Medicine
キーワード:
うつ病
,
脳卒中
,
脳外傷
,
脊髄損傷
,
運動療法
Keyword:
うつ病
,
脳卒中
,
脳外傷
,
脊髄損傷
,
運動療法
pp.1161-1169
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101081
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はじめに
うつ病の合併は障害者の機能レベル,能力レベル,職業レベル1)にわたって広く阻害因子となる.リハビリテーション科が対応する頻度が高い脳卒中,脳外傷,脊髄損傷について,うつと関連する多くの研究がある.本稿では,これら3疾患を中心に最近の研究を概括する.また,最近話題となっている,運動が一般的なうつ病に与える効果について述べる.なお,脳卒中後のうつ,認知療法,運動療法に関しては文献2)を同時に参照いただきたい.
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