特集 頸肩腕障害と理学療法
頸椎症と理学療法
大野 博司
1
,
金 京範
2
,
佐浦 隆一
3
Hiroshi Ohno
1
1大阪医科大学附属病院リハビリテーション科
2中川整形外科クリニック
3大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室
pp.589-595
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106340
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はじめに
理学療法対象患者には,頸椎の何らかの障害に伴いしびれや疼痛,運動麻痺などの症状を呈する患者も少なくない.しかし,その原因や症状,経過により治療方針が異なるため,幅広い視野に立って理学療法を行う必要がある.
本稿では,頸椎症の原因や症状,経過などを踏まえた評価と治療を紹介するとともに,理学療法の有用性と可能性について解説する.
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