Japanese
English
特集 慢性関節リウマチ―外科治療とその後療法
頸椎
Post-operative Physical Therapy for Cervical Spine Surgery in Rheumatoid Arthritis.
税田 和夫
1
,
中村 耕三
1
Kazuo Saita
1
,
Kozo Nakamura
1
1東京大学医学部整形外科
1Department of Orthopedics, Faculty of Medicine, The University of Tokyo
キーワード:
慢性関節リウマチ
,
頸椎
,
後療法
Keyword:
慢性関節リウマチ
,
頸椎
,
後療法
pp.377-380
発行日 1995年5月10日
Published Date 1995/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107853
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はじめに
慢性関節リウマチは,全身の関節炎により運動機能が障害される疾患であるが,脊椎にも病変が生じることが多く,脊椎の変形と二次的な脊髄の圧迫による麻痺を引き起こし,治療を要することが少なくない1-3).特に,臨床的に問題となる病変は頸椎に発生することがほとんどで,強い後頸部痛や四肢麻痺を症状とし,四肢に障害を持つ慢性関節リウマチ例においては,さらに重大な機能障害を引き起こす原因となる.
今回,自験例の結果を含め慢性関節リウマチに合併する頸椎病変の手術的治療の適応と後療法について検討した.
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