特集 産業理学療法
〈エディトリアル〉産業理学療法の提唱
奈良 勲
1
Nara Isao
1
1広島大学医学部保健学科理学療法学専攻
pp.726-728
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105150
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1.はじめに
理学療法が,その歴史の変遷とともに,多岐に及ぶ領域に拡大されるに至ったのは周知の事実である.これは,理学療法が提供しうる内容が長年の実践と科学的探究とにより,それぞれの領域において評価されてきた証といえよう.
本号の特集テーマは「産業理学療法」である.このテーマで本誌の特集が企画されるのは初めてであることから,企画担当者である筆者が,「産業理学療法」について,その名称の是非を含め論説的に見解を述べ,今後,この領域を一段と発展させることの必要性を提唱したい.
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