プラクティカル・メモ
短内転筋の一触診法
松本 正知
1
,
青木 隆明
2
Masatomo Matsumoto
1
1桑名市民病院整形外科リハビリテーション室
2岐阜大学医学部附属病院整形外科リハビリテーション部
pp.809-810
発行日 2011年9月15日
Published Date 2011/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102072
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1.はじめに
近年,数多くの触診技術書が出版され,様々な筋の触診法が紹介されている.しかし残念ながら,短内転筋に関する記載は少なく触診法についてもあまりふれられていない.しかし,臨床上は同部にアプローチすることで痛み・関節可動域・歩容などが改善することを経験する.
今回,長内転筋と薄筋を指標に,一部ではあるが恥骨結合付近で短内転筋の触診が可能であったので,その方法を解剖学的な特徴から報告する.
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