なぜ学ぶのか・1【新連載】
解剖学―自分の体を教材に,生きている人体のシステムを理解しよう
内藤 延子
1
1昭和大学保健医療学部
pp.331-334
発行日 2008年4月15日
Published Date 2008/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101157
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
運動時の怪我でリハビリテーションを受けた経験から,将来の自分の職業として理学療法士を選択した学生は少なくない.しかし,理学療法士が医療職であることは知っていても,医療系の教育がどのようなものかはほとんど知らない.そうして始まる新学期の早々に「解剖学」が出現する.骨や筋の耳慣れない名称が山のように出てきて,パニック状態になる.名称の羅列に翻弄されて,本来の目的を見失ってしまい,頭の整理がつかないままに前期の定期試験….では,解剖学の勉強はどのようにすればよいのだろうか?
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.