焦点 国際的に活躍できる研究者をどう育てるか―「看護学国際人育成教育プログラム」から考える
【コラム】
DVD教材の製作に加わって
村松 三智
1
1東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科小児・家族発達看護学分野博士(前期)課程
pp.76
発行日 2010年2月15日
Published Date 2010/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100421
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大学院に入学した当初,私は英語が苦手であった。しかし,「看護学国際人育成教育プログラム」(以下,プログラム)を通してErlingsson先生をはじめとする海外の多くの先生方と接するなかで,英語を話す楽しさを実感するようになった。そんな私にとって,DVD教材の主人公Yoko Yamamotoを演じることは新たな挑戦であった。
DVD製作にあたり,内容を学生の視点により近づけるために,プログラムの看護英語コミュニケーション講座を受講する博士前期課程の学生が中心となって,実際の修士論文作成により近い形となるように心がけながら「Yoko」の研究計画を練り,最初のシナリオを考えた。Erlingsson先生は,いつも笑顔で,私たちのアイディアに魔法をかけ,素敵なシナリオへと変化させてくれた。プログラム担当の先生方とも何度も議論を重ね,『English Communication Skills for Graduate Students of Nursing』のシナリオがつくられた。
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