実習日誌
人間形成の場としても
花田 和子
1,2
1大東医学技術専門学校
2駿河台日大病院
pp.32
発行日 1974年2月1日
Published Date 1974/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200367
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"百聞は一見にしかず"とはよく言ったものである.病院実習が近づいた2月ごろ,土曜日が帰校日になっている先輩たちをつかまえては,病院の実習生活を尋ねたものだった.そして,不安に胸をつまらせて病院の門をくぐった日から,はや7か月になろうとしている.その間,何回か口頭試問やパート終了試験をくり返し,あと3か月足らずで病院実習も終わろうとしている.
実習生は6名(文京生2名,大東生4名)で,各パートに1〜2名ずつ配置された.ここで思うことは,各パートでの実習は人員配置の関係で無理であろうが,なるべく1人のほうがよい.そうすることにより,自主独立の精神がつちかわれるのではないかと思うからである.
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