対談
‘植物人間’とその看護をめぐって—教育の場に問われているもの
服部 裕
1,2,3
,
大溝 佐知子
4
1大阪市立病院脳神経外科
2奈良県立医科大学
3奈良県立医科大学付属高等看護学校
4奈良県立医科大学付属病院脳神経外科
pp.749-761
発行日 1976年12月25日
Published Date 1976/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907048
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カレン裁判を契機にいわゆる‘植物人間’をめぐり各界で大きな議論が巻き起こっている.そこでは機械文明がもたらした現代医療の後景をなす根本命題‘人間の命と死’‘生きることの意味’が鋭く問われようとしている.臨床経験の豊富なお二方を招いてこうした状況を体験をまじえ語っていただきそこから今の看護教育の現場に何が求められているかを率直に提起していただいた.
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