病院給食の変貌 座談会
"患者に喜ばれる病院給食"への期待
鈴木 あき子
,
岩崎 富夫
1,2
,
伊藤 英紀
4
,
川島 みどり
3
,
最勝寺 重芳
5
Akiko SUZUKI
,
Tomio IWASAKI
1,2
,
Hideki ITOH
4
,
Midori KAWASHIMA
3
,
Shigeyoshi SAISHOJI
5
1東京都司厨士協会
2元ホテルオークラ
3みさと健和病院
4厚生省保健医療局結核難病感染症課,前健康政策局指導課
5聖マリアンナ医科大学病院栄養部
pp.424-432
発行日 1987年5月1日
Published Date 1987/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209066
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最勝寺 本誌では,病院給食のシリーズとして,関係者の方の将来展望あるいは現状認識などを取り上げていますが,その一環として,本座談会を企画しました.
ご承知のように,日本人の食生活は,非常に物質的にも豊富になり,あるいは人々の価値観から言っても食べることに大きな関心が持たれているわけです.更に昭和40年代の後半から,外食産業も急成長し,いわゆるプロの味が生活の中になじんできた.そういう背景の中で,医療の中における食事はどうも時代の流れから取り残されたというのが,今日の病院給食に対する「おいしくない」という指摘に表れているのだろうと私は見ているわけです.
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