紹介
GENEVEのCANTONAL病院の新しい給食
山本 恭子
1
1東横学園女子短大
pp.51-54
発行日 1969年5月1日
Published Date 1969/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203639
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フランス栄養士会会報Information diététique (季刊)の1967年10-12月号に,スイスのジュネーブにあるCANTONAL病院の主任栄養士によって書かれた,同院の新しい給食運営についての報告が掲載されている,経理面や人員の点にはふれていないので,その全貌を詳細に知ることのできないのが残念であるが,病院給食のあるべき姿,すなわち"患者の個人個人を対象とし,それぞれの病状に最も適した食事を,最良の状態で供する"という目的を中心として,合理化への努力が払われている点は,われわれにも大いに参考になると考えられるので,ここに紹介することとする.
CANTONAL病院とは,その分院である産院と小児科のクリニックと,回復期および慢性疾患の患者のためのBeau-Séjour病院とを含めた総称で,合計2000ベッドを有する大病院である.
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