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病院給食と特別食
中山 道子
,
小池 サヨ子
pp.37-40
発行日 1950年2月1日
Published Date 1950/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200095
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病院給食が始つてすでに年余になる。病院給食の目的とする所は,入院患者に治療食事を給することである。即ち病院が患者の病状に応じて適切な食事を患者に与え,その治癒或は促進をはかることであつて医療の一要素として欠くべからざるものである。
之は当然な事であり,そして重要な事であり,しかも中々行われ難いものである。その点に於いても等閉にされがちの此の問題が一応表面的に重要親されて来た事は,喜ばしい事である。国立東京第一病院に於いては毎週1回,院長先生と御一諸に食堂で炊事主任及栄養士が会食を行い患者食に対しての指示を与えられる。
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