連載 鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・28
―男の料理教室 ちょっくらつまみ食い(1)―患者がおいしいと言ってくれる料理が作りたい
鉄郎
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1NPO法人アットホームホスピス
pp.64-65
発行日 2010年1月1日
Published Date 2010/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101620
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- 文献概要
妻との死別から10年.自分の介護体験が元になり,「男の料理教室」を始めた.
その原点
1997年に妻が突然体調を崩し入院.その日から家事全部を背負うことになる.主夫の仕事である.普段からやっていれば別だろうが,キャンプで作るカレーや焼き肉しか作れない.しかし,毎日そんなものばかり食べてはいられない.おまけに食べ盛りの息子が2人いて,毎日の食卓が恐怖だった.
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