プログレス
失行・失認の研究における最近の進歩
福井 圀彦
1
1神奈川リハビリテーションセンター七沢病院
pp.339
発行日 1984年5月15日
Published Date 1984/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103091
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失行・失認の歴史は失語と同様,約100年であるが,ほとんど症状記載と分類,病巣との相関に終っており,神経学的に興味ある現象として取り上げられているに過ぎず,つい10年前までは,その治療とかリハビリテーションについては無関心であった.
最近の進歩の中で目立つこととしては,
①病巣と発症機序に対する考えかた
②分類の変遷
③治療・リハビリテーション分野の開拓などが考えられる.
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