書評
リハビリテーション技術全書<全一冊>―(服部一郎,細川忠義,和才嘉昭著)
石田 肇
1
1日本医大整形外科
pp.329
発行日 1975年5月15日
Published Date 1975/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101016
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日頃敬愛申しあげている服部,細川,和才三先生の共著になる膨人なリハビリテーション技術全書なる名著が,このたび上梓され,その真価を世に問うに至ったことは,この上ない慶びとするものである.今さら著者の三先生については説明するまでもなく,本邦リハビリテーション医学の事実上の開拓者,創始者であり,生みの苦しみを嘗められた斯界の第一人者である.
特に,本書が我が国独自の立場をふまえた上で,著者らの独創的な理論と技術を展開された点は,類書に見ない点であり,国情に則したリハビリテーションの書として高く評価されよう.
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