書評
—服部一郎・細川忠義著—図説 脳卒中のリハビリテーション
黒岩 義五郎
1
1九大脳研
pp.949
発行日 1967年9月1日
Published Date 1967/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202282
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服部一郎博士は九州大学内科出身で,長く小倉の九州労災病院のリハビリテーションの開発に努力された文字どおりパイオニア的な人の一人である。また細川忠義氏は共にリハビリテーションの実際の創意をこらした人である。この両氏が共同して著したこの著書は,氏らの長年月の経験をわかりやすく図説し,具体的な方法を大変よく書いてあると感銘を受けた。
脳卒中はわが国でもつとも多い疾患の一つであり,その家庭における運動,指導方法や,実地に患者に接する医家にとつて,大きな指針となりうると信じている。
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