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                                    ファシリテーション・テクニック(その2)
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    Facilitation Techniques (part 2)
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                上田 敏
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                伊藤 二郎
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Satoshi UEDA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Jiro ITO
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1東大病院リハビリテーションセンター
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.40-45
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1968年6月9日
                  Published Date 1968/6/9
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100116
                
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- Abstract 文献概要
 - 1ページ目 Look Inside
 
Ⅰ.Brunnstormの体系
2.下肢の訓練のテクニック(つづき)
反射と同時に随意的努力を行なうことレイミストの現象は股の外転筋の反射的反応を誘発する機会を提供する。外転筋は正常な歩行では自発的(automatically)に活動するが,患者では歩行時に自発的にも働かないし,他の状況で随意的にも反応しないことが多い。一度うまく反射的反応が誘発されたなら患者による随意的努力を反射的反応と同時に行なうようにもっていく。(“足を開いたまま動かさないでいて下さい。私が足を閉じようとするのに負けないで。さあ足を開いて”)
随意的インパルスを患側の股外転筋に方向づけることが成功したとしても,これはほんの出発点にすぎない。外転筋は力学的に体重負加機能を行なえるところまで強化されななければならない。そして最も重要なことは,これらの筋が立脚期において,股と膝の伸筋とともに共同に働けるようにすることである。

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