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口蓋扁桃摘出術後の扁桃床の細菌叢の変化及び,習慣性アンギーナの扁桃腺窩内細菌の抗生物質に対する耐性に就いて
坂倉 光蔵
1
,
加賀 達也
1
1慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科
pp.355-358
発行日 1956年5月20日
Published Date 1956/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492201564
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Ⅰ.緒言
口腔内,咽頭及び口蓋扁桃の細菌学的研究は可成り古くから多くの研究報告がある。我々は此等の報告を追試すると共に,扁摘術を行つた後に扁桃床の細菌叢がどういう状態で変化して行くか,又抗生物を使用してどの様に変化して行くか日を追つてしらべてみた。又習慣性アンギーナの扁桃濾胞内の細菌が抗生物質に対する耐性はどの程度あるものかをしらべてみた。
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