特集 心疾患治療としての心臓リハビリテーション
Ⅱ.心臓リハビリテーション実施法
運動療法
大宮 一人
1
1聖マリアンナ医科大学循環器内科
pp.196-201
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200246
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Point
・心臓リハビリテーションのコンポーネントとしての運動療法には,病態や予後を改善する多くのエビデンスがある.
・適応や禁忌を確認し,運動療法のFITT(頻度,強度,運動の種類,運動時間)については原疾患や重症度などを考慮し,的確な運動処方に基づいて行う.
・高強度インターバルトレーニングが注目されており,運動耐容能などに対する改善効果が従来の中等度持続的運動に比して大であることから,今後普及していくことが考えられる.
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