扉
脳神経外科医の栄光と悲惨—エピローグ・1
朝倉 哲彦
1
1鹿児島大学脳神経外科
pp.107-108
発行日 1996年2月10日
Published Date 1996/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436901153
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かつて同じタイトルで筆を執ったことがある.その時念頭にあったのは二人の偉大な脳外科医の生涯であった.しかし,実際に筆を進めるとなると万感胸にこみ上げるものがあってそれ以上筆を進めることが出来なかった.やむなく筆を曲げてプロローグ,ゴルフェッサーとした次第である(本誌17巻1989年).
それ以来情動の変化を伴う文章を書くことは極力避けてきたのであるがいつまでもプロローグのまま置くわけにもいかないので敢えて再びこのタイトルを選んでエピローグとする次第である.尤も今度は筆を執るわけではなくキーボードを叩くのだからなんとか行けそうである.
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