特集 保健所と市町村の連携を求める中で
当時の思い出
患者の悲惨な状況をみて
中町 澄子
1
1富山保健所保健係
pp.196-197
発行日 1979年3月10日
Published Date 1979/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206096
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ある患者との出会いから事業開始まで
昭和41年私にとって保健婦業務の総括という役職を与えられて初めて着任したのが小矢部保健所でした。当時小矢部保健所は2課制で技術職として保健婦だけが総務課に所属していました。
着任して,まず管内の状況を知るために既存資料を検討していたとき,私を凝視させたのは脳卒中死亡率が国や県に比して非常に高かったことであり,脳卒中後遺症患者が多いことでした。
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