連載 患者さんに「寄り添って」話を聴くってどういうこと?[4]
死について患者さんと話すこと
清水 研
1
,
白波瀬 丈一郎
2
1国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科
2慶應義塾大学病院精神・神経科
pp.419-423
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200471
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今回の登場人物
島崎美恵さん:
卒業後5年目の看護師。乳腺病棟に配属され、身体的なケアに加えて患者さんが安心できる、寄り添うようなケアを提供したいと思って日々がんばっている。しかし、病状が厳しく、精神的にもつらそうな患者さんのケアについてはどうしたらよいのか戸惑うことも多く、試行錯誤している。
吉村雅子さん:
48歳、女性。乳がん 手術後再発 肝・肺・骨に多発の転移を認める。専業主婦。夫と14歳の長女、8歳の長男と4人暮らし。
清水先生:
がん患者とその家族のケア(精神腫瘍学)を専門とする精神科医。心理的な問題に関するコンサルタントとして、担当医や看護師など他の医療者が困るケースの相談も積極的に受けるようにしている。
*清水先生を除き、全て架空の人物です
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