連載 フクシマ日記—A diary from Fukushima[10]【最終回】
2018年9月某日「未来へ」
佐治 重衡
1
1福島県立医科大学腫瘍内科学講座
pp.562
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200358
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東日本大震災から7年半が過ぎようとしています。
毎月11日の月命日には、今も沿岸部での捜索活動が続けられていますし、リアルタイム線量計が県内約3,000ヶ所に設置されており、NHKのお昼のニュースでは天気予報のように県内各所の現在の空間線量が放送されています。時間の経過とともに、人々の記憶からは薄れていく部分もありますが、時折、その現実に直面しながら今もさまざまな努力が続けられています。
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