特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31
【慢性期外来 不整脈】
Q17 慢性心房細動の「レートコントロール」、何を使ってどこまで抑える?
速水 紀幸
1
1帝京大学医学部附属溝口病院 内科
pp.284
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201950
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レートコントロール(心拍数調節)の目的は、「心不全の軽減」「症状の改善」である。心不全の軽減のためには、「安静時心拍数<110回/分」を目標とする。頻脈による症状が強ければ、「安静時心拍数<80回/分」、「中等度の運動時心拍数<110回/分」を目標とする。薬剤は「β遮断薬」「ベラパミル」がよい。
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