Japanese
English
特集 肝門部胆管癌の進展度と手術術式
各論
水平方向進展からみた術式立案
中央肝切除
Central hepatectomy for hilar cholangiocarcinoma
太田 岳洋
1
,
樋口 亮太
1
,
谷澤 武久
1
,
梶山 英樹
1
,
小貫 建一郎
1
,
植村 修一郎
1
,
竹下 信啓
1
,
浜野 美枝
1
,
新井田 達雄
1
,
山本 雅一
1
Takehiro OTA
1
,
Ryota HIGUCHI
1
,
Takehisa TANIZAWA
1
,
Hideki KAJIYAMA
1
,
Ken-ichiro ONUKI
1
,
Shun-ichiro UEMURA
1
,
Nobuhiro TAKESHITA
1
,
Mie HAMANO
1
,
Tatsuo ARAIDA
1
,
Masakazu YAMAMOTO
1
1東京女子医科大学 消化器外科
1Tokyo Women's Medical University Institute of Gastroenterology
キーワード:
肝門部胆管癌
,
肝中央二区域切除
Keyword:
肝門部胆管癌
,
肝中央二区域切除
pp.155-161
発行日 2011年3月15日
Published Date 2011/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100370
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要旨
肝門部胆管癌に対して肝の中央を切除する術式としては尾状葉単独切除,前区域+尾状葉切除,内側区域+尾状葉切除,中央二区域+尾状葉切除といった術式が挙げられる.手技的には煩雑な部分もあり標準的な術式ではないが,垂直方向の癌進展が軽度で水平方向の進展が有意な症例や,肝機能障害を有し,広範肝切除の施行が困難な症例では有用な術式である.実際に適応する際には各術式での胆管の切離可能な部位をきちんと認識しておくことが肝要である.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.