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特集 肝胆膵癌の血管浸潤をどう治療するか
胆囊癌の門脈・肝動脈浸潤
Surgical outcome of patients with portal vein and/or hepatic artery invasion of advanced gallbladder cancer
樋口 亮太
1
,
谷澤 武久
1
,
植村 修一郎
1
,
岡野 美々
1
,
梶山 英樹
1
,
太田 岳洋
2
,
古川 徹
3
,
新井田 達雄
4
,
山本 雅一
1
Ryota HIGUCHI
1
1東京女子医科大学消化器外科
2東京都保険医療公社荏原病院外科
3東京女子医科大学統合医科学研究所
4東京女子医科大学八千代医療センター外科
pp.948-954
発行日 2014年8月20日
Published Date 2014/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105145
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【ポイント】
◆胆囊癌手術は,拡大肝葉切除兼肝外胆道切除再建,門脈切除再建までの手術で根治が望める症例が手術適応となる.
◆手術の安全性は向上したものの,血管浸潤陽性胆囊癌における手術単独の治療成績は不良であり,新たな治療戦略が求められている.
◆癌の浸潤により拡大肝切除に加えて左肝動脈再建やPDが必要となる症例では,手術で得られるメリットが少ない.
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