こどものsocial medicine 病気とともに積極的に生きる
てんかん―2.日常生活へのアドバイス
富和 清隆
1
Kiyotaka Tomiwa
1
1滋賀県立小児保健医療センター小児科
pp.238-240
発行日 1992年3月15日
Published Date 1992/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900383
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てんかんを治療する医師に必要なことは,正確な診断に基づく治療方針の決定とともに患者や家族,ときには周囲の人々に対して十分な時間を割いて病気や治療に関する説明と日常生活上問題となり得る多くの点について話すことである.てんかんは,ほとんどの場合原因治療が望めないため,てんかんを持ちつつ普通の生活を過ごすことが治療目標となる.患児および家族の病気に対する理解が治療の成功の鍵になる.
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