Japanese
English
特集 ルーチン検査でここまでわかる
リウマチ性疾患
Rheumatic Disease
宮脇 昌二
1
Shoji Miyawaki
1
1倉敷成人病センター南くらしき病院リウマチ膠原病センター
pp.873-875
発行日 1991年12月15日
Published Date 1991/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900278
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ポイント
・リウマチ性疾患(膠原病)の種類は多様であり,個々の疾患に特徴的な検査成績と,全般に共通した成績とが発現する.
・スクリーニング検査としてASO,CRP,RAテストが汎用されている.しかし今日ASOの膠原病における実施意義は著減しており,またCRP,RAテストは慢性関節リウマチ以外の膠原病での診断的意義に乏しい.
・膠原病のスクリーニング検査として実施すべき検査は,赤沈,検尿,末梢血液検査,血清蛋白分画,免疫glob,CRP,リウマトイド因子,梅毒反応,補体,筋原性酵素,各種の抗核抗体などである.
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