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特集 ルーチン検査でここまでわかる
感染症―結核性髄膜炎の疑いの症例を例にとって
Infectious Diseases : Possible Tuberculous Meningitis
喜舎場 朝和
1
Tomokazu Kishaba
1
1沖縄県立中部病院内科
pp.876-878
発行日 1991年12月15日
Published Date 1991/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900279
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ポイント
・感染症においてルーチン検査(末梢血,検尿,検便,生化学,血沈)の役割は,大方の場合は体内のどこかに感染症(炎症)が存在するということを示唆し,それが体内の諸臓器にどのような影響を与えているかを推定する指標を提供することである.
・しかし,更に病巣がどこにあって,病因が何によるものかのおよその目安をつけ,それへ向けて差し当たりの治療を始めるためには,どうしても"セミ・ルーチン検査"の導入が必要となる(表1).
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