他科との話合い
リウマチ性疾患
佐々木 智也
1
,
景山 孝正
2,3
1東大物療内科
2国立相模原病院
3東女医大整形外科
pp.919-924
発行日 1964年9月10日
Published Date 1964/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200479
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治療体系についての反省
佐々木 きようは内科の医者の1人として,整形外科医である景山先生が内科の医者にどういう希望をもつていらつしやるかを承りたいと思つております。今晩の主題は,リウマチ性疾患ということになつていますが,リウマチ性疾患というものは,内科でも扱うし,整形外科でも扱う。場合によつては,皮膚科の先生も扱うということで,どこが主体ということはないと思うのですけれども,現状はどうなつているのですか。
景山 これは欧米のようにスペシャリストの制度があるところでは,リウマチ専門医がリウマチ性疾患の診療にたずさわる。ですから,非常にスムースにいつているのです。そしてリウマチ医は主として内科的な素養を基礎としている。けれども,日本ではまだそういうような形になつておらない。
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