IDATEN感染症セミナー 病院内/免疫不全関連感染症の考え方と進め方・1【新連載】
内科病棟での発熱へのアプローチ
大曲 貴夫
1
1静岡がんセンター感染症内科
pp.882-886
発行日 2010年11月15日
Published Date 2010/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102040
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IDATENとは?
日本感染症教育研究会(Infectious Diseases Association for Teaching and Education in Nippon:以下IDATEN)は,日本の感染症診療と教育を普及・確立・発展させるために活動している団体です.2005年の1月に設立され,本年で6年目を迎えます.
IDATENでは,現場の医師・医学生たちが,臨床感染症に関するPeer reviewed journalなどの良質の一次資料を通じて正しい知識を得ることを期待しています.良質な資料は英文が多いですが,英文の資料を読みこなすのはハードルも高いのが実情です.一方で邦文の良質な学習資材は数が少なく,多くの方が標準的な感染症診療の方法の学びに困難を感じています.これに対して,良質の教育資材を求める声がIDATENに多く寄せられてきています.
IDATENではこうした切実な声に応えるべく,臨床感染症の良質な教育資材を提供していくための活動を行っています.昨年8月には,『市中感染症診療の考え方と進め方』(医学書院刊)を発行しました.そして,今年から来年にかけては,本連載および書籍『病院内/免疫不全関連感染症診療の考え方と進め方』の発行を行います.皆様の日常診療のお役に立てれば幸いです.
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