今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
感染症診療の基本原則
発熱と不明熱へのアプローチ
原田 壮平
1
,
古川 恵一
1
1聖路加国際病院内科感染症科
pp.541-544
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100571
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ポイント
・発熱は必ずしも感染症の存在を示唆するわけではない.患者の置かれた状況やリスク因子に応じた評価を行い,発熱の原因を検討する.
・感染症が存在する場合は,どの臓器のどのような病原体による感染症が想定されるのかを検討して投与する抗菌薬を決定する.
・抗菌薬投与開始前には,血液培養や感染部位に応じた検体を採取して,鏡検,培養検査を施行する.
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