講座 小児診療のコツ・2
発熱-感染性発熱へのアプローチと解熱剤投与上のポイント
塙 賢二
1,2
Kenji Hanawa
1,2
1埼玉医科大学・小児科
2塙小児科
pp.1405-1409
発行日 1983年8月10日
Published Date 1983/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218403
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小児の発熱とは何度何分までをいうのか,ということについては一定の見解はない.最も多いのが温度表,体温計の赤印から37℃以上を発熱とみる傾向やら,いつも(?)より高いという漠然たる印象が主に母親を支配している.
そこで,臨床医としては発熱か体温かの区別をまずしっかりもち合わせて保護者に対応すべきことが第1義である.
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