特集 医療シミュレーション教育 21世紀の医学教育の潮流
臨床研修病院におけるシミュレーション教育
川畑 雅照
1,2
,
中西 成元
2
1虎の門病院分院内科総合診療科
2国家公務員共済組合連合会シミュレーションラボセンター
キーワード:
医療シミュレーション教育
,
研修医教育
,
医療の安全と質
,
パートタスク・シミュレーション
,
フルスケール・シミュレーション
Keyword:
医療シミュレーション教育
,
研修医教育
,
医療の安全と質
,
パートタスク・シミュレーション
,
フルスケール・シミュレーション
pp.110-113
発行日 2009年2月15日
Published Date 2009/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101616
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最近,多くの大学医学部にシミュレーションラボあるいはスキルスラボが設立され,医療シミュレーション教育は急速に普及してきた.これらのラボは,医学部教育のための設備であることが多く,主にOSCEなどの卒前教育において活用されている.
また,2008年度現在,厚生労働省の統計では15,295人の初期研修医が在籍しており,そのうち半数を上回る8,281人(54.1%)が臨床研修病院に在籍している.しかしながら,臨床研修病院でシミュレーションラボをもつ施設は未だ少ない状況である.本稿では研修医の教育も担う臨床研修病院におけるシミュレーション教育とラボの役割について考察する.
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