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ハワイ大学シミュレーション研修で学んだシミュレーション教育の可能性
内藤 知佐子
1
,
内海 桃絵
2
,
松野 友美
3
,
長野 仁美
3
,
岩崎 賢一
4
,
小豆 真護
4
1京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター
2大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻/総合ヘルスプロモーション科学講座
3京都大学医学部附属病院 看護部看護管理室
4京都大学医学部附属病院 看護部
pp.750-757
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200784
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研修の経緯
私が所属する京都大学医学部附属病院(以下,京大病院)総合臨床教育・研修センターは,院内全体の教育統括部門という位置づけとなっており,私自身は主にシミュレーション教育を通した人材育成に携わっています。
当センターでは,看護部と連携しシミュレーション教育におけるファシリテーターの育成事業に力を注いでいます。また,谷口初美先生(九州大学大学院医学系学府保健学専攻教授),内海桃絵先生,任和子先生(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授),伊藤和史先生(京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター准教授)と共同し科学研究費助成事業(「看護シミュレーション教育の充実を目指したファシリテータ育成プログラム」研究代表者:内藤知佐子)を取得,ファシリテーターの育成プログラムの構築に取り組んでいます。今回は,その示唆を得るためにシミュレーション教育が充実しているハワイ大学看護学部へのシミュレーション研修プログラムを企画し,4名の参加者とともにハワイを訪れることとなりました。本稿ではその成果を参加者のコラムとともに報告します。
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