特集 今そこにあるHIV感染症
Case Report
HIV感染症は肺炎の顔をしてやって来る
川畑 雅照
1
Masateru Kawabata
1
1虎の門病院内科
キーワード:
カリニ肺炎
,
AIDS
,
HIV感染
,
プライマリ・ケア
,
早期診断
Keyword:
カリニ肺炎
,
AIDS
,
HIV感染
,
プライマリ・ケア
,
早期診断
pp.774-777
発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101020
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症例呈示
患者:30歳,男性.
生活歴:職業;会社員.喫煙;20本/日を約10年.飲酒;なし.
既往歴:最近2年間帯状疱疹を2回.
現病歴:2週間前より階段を昇る際に息切れが出現し,その後,37℃台の発熱をきたしたため,近医を受診した.総合感冒薬と抗生剤が処方されたが,症状が改善しないため,同院で胸部X線撮影を行った結果,肺炎と診断され,当院へ紹介入院となった.
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