What's your diagnosis?8
二相性の急性胃腸炎?
谷口 洋貴
1
,
佐藤 秀人
1
,
井関 太美
1
,
酒見 英太
1
1国立京都病院総合内科
pp.663-665
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100667
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
病 歴
平成14年11月2日,39歳女性が東京から新幹線で京都へ観光に来た.昼食で弁当(詳細は不明)を摂取するもこの時は異常を認めず.夕方より悪心・嘔吐があり,夜間に頻回の水様下痢と40℃の発熱が出現したため,翌11月3日朝に当院救急外来を受診した.下痢は,頻回の水様性下痢で,便意が出現してからトイレに間に合わないほどであり少しの体動でも流出してしまうような激しいものであった.また嘔吐も伴っていた.救急外来にて,血圧低下もみられ,ICUに入院となった.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.