Japanese
English
セミナー 泌尿器科医に必要な新しい医療材料の知識・3
吸収性局所止血剤
Absorbable hemostat
浅原 利正
1
,
中原 英樹
1
,
板本 敏行
1
,
片山 幸治
1
Toshimasa Asahara
1
,
Hideki Nakahara
1
,
Toshiyuki Itamoto
1
,
Kouji Katayama
1
1広島大学医学部外科学第2講座
キーワード:
吸収性局所止血剤
,
コラーゲン
,
酸化セルロース
Keyword:
吸収性局所止血剤
,
コラーゲン
,
酸化セルロース
pp.233-236
発行日 2002年3月20日
Published Date 2002/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903459
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実質臓器からの湧出性出血に対して,これまでさまざまな止血用製剤が開発されその安全性,有用性が報告されてきた。我々の用いているコラーゲン・酸化セルロース併用法は出血傾向のある肝硬変合併手術症例でも有効で,現在まで明らかな合併症も認めていない。これらの利用により止血を確保することは,手術操作進行のうえでも重要であり,今後も止血のための手術手技向上と適切な医療材料の選択で,より安全な治療を目指す必要がある。
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