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特集 泌尿器切除標本の取り扱い方
Ⅱ.各論
副腎腫瘍切除標本の取り扱い方
Recommended Procedures for Pathological Examination and Study of Resected Adrenal Tumors
相羽 元彦
1
Motohiko Aiba
1
1東京女子医科大学第二病院病院病理科
キーワード:
副腎
,
腫瘍
,
病理
Keyword:
副腎
,
腫瘍
,
病理
pp.385-392
発行日 2000年5月20日
Published Date 2000/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902979
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副腎皮質ならびに髄質に発生する腫瘍と腫瘍様病変を正しい病理組織学的診断に導き,あるいは副腎研究に役立てるための切除例副腎組織の取り扱いについて記した。副腎腫瘍取扱い規約に沿った病理組織検査に支障を来さないで,組織細胞培養,組織化学,生化学,分子遺伝学,超微形態学などの研究もできるような,腫瘍部・非腫瘍部組織検体の処理の手順を示した。診断と研究は一体関係にあり,どちらにも使える検体処理が望まれる。
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