Japanese
English
特集 泌尿器癌局所療法─局所を制する者は全身を制す
〈腎細胞癌〉
小径腎細胞癌に対する凍結療法
Cryoablation for small renal cell carcinoma
柳澤 孝文
1
,
三木 淳
1
,
岸本 幸一
1
Takafumi Yanagisawa
1
,
Jun Miki
1
,
Koichi Kishimoto
1
1東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科
キーワード:
小径腎腫瘍
,
凍結療法
,
腎温存手術
Keyword:
小径腎腫瘍
,
凍結療法
,
腎温存手術
pp.1077-1083
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206152
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▶ポイント
・各ガイドラインにおいて,小径腎癌に対する標準治療は腎部分切除術であり,腎凍結療法は高齢者や合併症のため手術のリスクが高い患者に対するオプションという位置づけである.
・腎凍結療法は局所麻酔下に経皮的に施行でき,低侵襲な治療法といえる.
・腎凍結療法は局所の残存・再発率は腎部分切除術と比較すると高いが,再凍結療法により十分な局所制御が可能である.
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