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特集 泌尿器腫瘍の機能温存手術―知っておくべき適応と限界
〈副腎・腎〉
ロボット支援腎部分切除術(RAPN)
Robot-assisted laparoscopic partial nephrectomy
高木 敏男
1
Toshio Takagi
1
1東京女子医科大学泌尿器科
キーワード:
断端陰性
,
核出術
Keyword:
断端陰性
,
核出術
pp.642-646
発行日 2020年8月20日
Published Date 2020/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206991
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▶ポイント
・ロボット支援腎部分切除術(RAPN)における根治性の指標の1つは断端陰性である.
・断端陰性を達成するには,腫瘍の辺縁を意識した腫瘍の切除,良好な視野での切除,適切な症例選択が重要である.
・RAPNにおける機能温存の指標は腎機能温存である.
・腎機能温存に関わる因子として,腎動脈クランプ方法,切除方法,腫瘍底部再建方法が考えられる.
・適切な症例選択,適切なアプローチ方法,適切な切除方法を症例ごとに臨機応変に対応していくことが重要である.
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