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特集 泌尿器腫瘍の機能温存手術―知っておくべき適応と限界
〈尿路〉
尿管部分切除術
Segmental ureterectomy for ureteral canner
濵﨑 務
1
,
近藤 幸尋
2
Tsutomu Hamasaki
1
,
Yukihiro Kondo
2
1日本医科大学武蔵小杉病院泌尿器科
2日本医科大学付属病院泌尿器科
キーワード:
尿管部分切除術
,
SU
,
尿管癌
,
腎温存手術
Keyword:
尿管部分切除術
,
SU
,
尿管癌
,
腎温存手術
pp.654-660
発行日 2020年8月20日
Published Date 2020/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206994
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▶ポイント
・尿管癌に対する尿管部分切除術(SU)の適応拡大に向けて,将来的な展望を示した.
・ランダム化比較試験ができないためエビデンスレベルは低いが,適応として,①切除可能な尿管癌,②術後単回膀胱内注入療法,③cT2〜4の中部尿管癌に対するリンパ節郭清,④pT2〜4/pN+/PSM+の症例に対する術後化学療法を提唱する.
・以上の結果を後ろ向きに腎尿管全摘除術(RNU)と比較することで,SUを選択すべき症例の適応が明らかになる可能性がある.
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