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特集 腎移植臨床の進歩―集学的治療における泌尿器科医の役割を再考する
〈免疫抑制〉
腎移植免疫抑制療法における新しい展開―エベロリムスの導入とCNI/ステロイドの最小化
Induction of everolimus and minimization of CNI/steroid
今村 亮一
1
,
野々村 祝夫
1
Ryoichi Imamura
1
,
Norio Nonomura
1
1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座(泌尿器科学)
キーワード:
エベロリムス
,
カリシニューリン阻害剤
,
ステロイド
Keyword:
エベロリムス
,
カリシニューリン阻害剤
,
ステロイド
pp.726-731
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206713
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▶ポイント
・エベロリムスは免疫学的側面だけでなく,非免疫学的側面からも生存率・生着率を改善する可能性がある.
・エベロリムスを導入することで,CNIやステロイドの減量ができる可能性が高い.
・ステロイドの最小化に関しては,再発性腎炎や術前の内服歴を十分に念頭に置いて施行すべきである.
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