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特集 腎移植臨床の進歩―集学的治療における泌尿器科医の役割を再考する
〈免疫抑制〉
抗体関連拒絶反応制御の最前線
For the prevention Antibody-Mediated rejection
海上 耕平
1
,
石田 英樹
1
Kohei Unagami
1
,
Hideki Ishida
1
1東京女子医科大学病院移植管理科
キーワード:
抗体関連拒絶反応
,
ABMR
,
抗ドナー特異抗体
,
DSA
,
de novo DSA
Keyword:
抗体関連拒絶反応
,
ABMR
,
抗ドナー特異抗体
,
DSA
,
de novo DSA
pp.732-735
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206714
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▶ポイント
・腎移植医療において,抗体関連拒絶反応の制御および加療は非常に重要である.
・特に抗ドナー特異抗体に関して,既存抗体に対しては移植前の減感作療法が,移植後は新規抗体産生の抑止を目的とした免疫抑制療法が必要とされる.
・抗体関連拒絶反応は治療抵抗性であり,依然確立された治療はない.
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