Japanese
English
特集 小児臨床検査2024
XVI.薬物血中濃度モニタリング
3.免疫抑制薬―シクロスポリン,タクロリムス,ミコフェノール酸モフェチル,エベロリムス
Immunosuppressive agents
山田 剛史
1
Takeshi Yamada
1
1新潟大学医歯学総合病院小児科
キーワード:
シクロスポリン
,
タクロリムス
,
ミコフェノール酸モフェチル
,
エベロリムス
Keyword:
シクロスポリン
,
タクロリムス
,
ミコフェノール酸モフェチル
,
エベロリムス
pp.792-795
発行日 2024年10月25日
Published Date 2024/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002054
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
免疫抑制薬は移植領域だけでなく,種々の自己免疫疾患やネフローゼ症候群,川崎病などに用いられ,使用頻度は増えている。過量投与は副作用をきたす可能性があり,適切な効果発現と合併症予防のため,綿密な投与量調整が必要である。同じ薬剤でも使用目的により治療量,目標血中濃度は異なる。薬物動態の個体差も大きい。使用に際しては,薬物治療モニタリング(TDM)を行い,きめ細やかな管理が求められる。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.