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特集 これだけは押さえておきたい! 泌尿器腫瘍に対する抗がん剤の基本
〈分子標的治療〉
腎癌に対する分子標的薬のマネジメント
Management of molecular target therapy for renal cell carcinoma
岸田 健
1
Takeshi Kishida
1
1神奈川県立がんセンター泌尿器科
キーワード:
腎細胞癌
,
分子標的薬
,
副作用対策
Keyword:
腎細胞癌
,
分子標的薬
,
副作用対策
pp.374-377
発行日 2019年5月20日
Published Date 2019/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206632
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▶ポイント
・分子標的薬治療は完治を目指す治療ではなく,効果と副作用のバランスを考慮した使用が求められる.ただし,免疫チェックポイント阻害薬との併用により完治が目指せる可能性が出てきており,その立ち位置は変わりつつある.
・副作用を患者にも理解してもらい,予防とともに早期に休薬・減量を含む副作用対策をすることが有効性を維持する秘訣である.
・副作用対策には看護師や他科と連携しチームを組んでマネジメントを行う.
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