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特集 腎癌に対する薬物療法─最新エビデンスを実臨床に活かす
進行腎癌に対する術前後の補助薬物療法の意義
Significance of pre- and post-operative treatment for advanced renal cell carcinoma
本郷 文弥
1
,
平岡 健児
1
,
浮村 理
1
Fumiya Hongo
1
,
Kenji Hiraoka
1
,
Osamu Ukimura
1
1京都府立医科大学泌尿器外科学
キーワード:
腎細胞癌
,
補助薬物療法
,
分子標的薬
Keyword:
腎細胞癌
,
補助薬物療法
,
分子標的薬
pp.50-57
発行日 2018年1月20日
Published Date 2018/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206170
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▶ポイント
・サイトカイン療法は腎摘除術前後の補助薬物療法として推奨できない.
・確立された治療方法はないものの,分子標的薬を用いたプレサージカル療法は一定の奏効率を示している.
・現時点では,アジュバント療法として有効な治療方法はないが,分子標的薬は一部の症例で無病生存期間を延長する可能性がある.
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