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特集 分子標的薬時代開幕5年目を迎えた進行腎癌の治療戦略の現状と展望
分子標的治療時代の腎癌―病理の立場から
Histopathological classification of renal cell carcinoma in the era of molecular target therapy
長嶋 洋治
1
,
谷口 多美代
1
,
黒田 直人
3
,
矢尾 正祐
2
Yoji Nagashima
1
,
Tamiyo Taniguchi
1
,
Naoto Kuroda
3
,
Masahiro Yao
2
1横浜市立大学大学院医学研究科分子病理学部門
2横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器分子遺伝学
3高知赤十字病院病理診断科部
キーワード:
腎細胞癌
,
腎癌取扱い規約(第4版)
,
病理診断
Keyword:
腎細胞癌
,
腎癌取扱い規約(第4版)
,
病理診断
pp.13-18
発行日 2013年1月20日
Published Date 2013/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102992
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要旨 腎細胞癌は組織亜型ごとに,異なる分子生物学的異常と臨床像を呈する。2004年に改訂された腎腫瘍WHO分類では,分子生物学的事項が加味されている。2011年4月,WHO分類に準拠して改訂された『腎癌取扱い規約(第4版)』が出版された。本稿では分子標的治療との関係を視野に入れて,『腎癌取扱い規約(第4版)』における変更点を概説する。
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